番外 友五郎の会
- mcshinok
- 4月7日
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4月6日は芦屋で行われた「番外 友五郎の会」を拝見しました。

山村流ご宗家の「新道成寺」と「古道成寺」の舞と、間に桂 吉坊の落語「たばこ道成寺」という桜の季節に相応しい道成寺尽くしというプログラムでした。地方は菊央雄司と菊珠三奈子。

ご宗家の「古道成寺」は、圧巻の舞でした。殊に「その内に夜ふけ人静まりて」からは、鬼気迫るものがありました。また日高川の場面の二舞扇の鮮やかさ。うっとりと見惚れました。
お衣裳もそれぞれに凝ったものでしたし、(特に帯に惹かれました。)床の間のお軸も曲ごとに替えられて、隅々まで行き届いた演出でした。
飾られたお花も山桜。お玄関には山躑躅(つつじ)。


帰り際、庭のお花も呼応しているようでした。馬酔木(あせび)、木瓜(ぼけ)、桜。

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