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霜月のきもの その2

  • mcshinok
  • 2021年12月22日
  • 読了時間: 2分

 14日位から急に冷え込んできて、あまりに寒いので、家でも普段着に着物を着るようになりました。昔から11月後半から2月末まではそうしていたのですが、子供たちが来るようになって、今年はずっと洋服にしようかと思っていました。でもやっぱり寒さには勝てません。考えてみると寒さ対策には着物に勝るものはありません。普通に着ても8枚絹を重ねて着ることになるのですから。(昔は長襦袢も袷に仕立てたものです。)


 昨日はひょうご日本歌曲の会の理事会に出席するために、夕方から出かけなくてはならなくて、ずいぶん迷ったのですが、やっぱり着物にしました。

 着物は黒地に白の細縞が入った黒八丈。帯は伊豆蔵の織名古屋帯。赤みの勝った臙脂色はもう着られなくなったのですが、これは黒みがかっているので、まだ手元に残しています。何よりも結ぶと楽なので。

 今日は会議なので、半襟は白。それに合わせて帯揚げと帯締めも白にしました。実はこの組み合わせは大昔に銀座の「くのや」でセットで購入したもので、広げると歌舞伎の市川家の紋の三升と隈取りが入っています。

 名古屋帯のお太鼓部分はこんな感じです。


 それでもまだ寒いので、この上から長羽織を着ました。

 これは元々、丸山正さんの作られた着物だったのですが、いつもの木村幸夫さんにお願いして羽織にして頂きました。その時に羽裏にしたのは藤井礼子さんのReisiaの布地です。


 着物は何度も生まれ変わるというか、化けるというか、その度に楽しみがあります。

 家人の亡くなった叔母はずっと着物しか着なかった方ですが、古くなった着物は炬燵掛けしたり、座布団にしたり……。一番驚いたのは果ては腰紐にしていらっしゃったこと。

ここまで使うと着物も冥利に尽きるなあと感心したものです。


下は羽裏の写真です。



 
 
 

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