風雅の竹生島
- mcshinok
- 2024年8月1日
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7月28日(日)は米原の滋賀県立文化産業交流会館イベントホール内特設舞台「長栄座」で行われた『風雅の竹生島』を拝見しました。桂吉坊さんの落語はお若い時に一度拝聴したことはありますが、これまであまりお聞きすることもなかったのですが、その時とはあまりに印象が違って、びっくりしました。本当に押しも押されぬ中堅としての自信に満ちていらっしゃって、殊に今回新たに作られた「竹生島」は熱演でした。地歌の「竹生島」はこれまで何度か拝見ししたことはありますが、いずれも一人立ちの舞台でした。今回はお家元と侃さんの二人立ちの厳かな舞台でした。もう一つの「竹生島」は、常磐津の曲にお家元が新しく振り付けられた新作です。「地歌」が能から取られたのに対し、「常盤津」は歌舞伎と共に発展してきた「浄瑠璃」のながれをくむ「語り物」です。 この曲でも花道を使い、台詞もある所作を踏襲し、その上で変化の要素も加えて、舞踊の華やかさを弥増している見事な演出 · 振付になっていると感心しました。 プログラムに「仏縁」と書かれていましたが、お遍路を重ねていらっしゃるお家元の面目躍如の、神仏混淆の舞台だと思いました。




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